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生徒も親も不安!9月入学制度実施のメリット・デメリットとは?

9月入学 雑記




こんにちは!おしるこです!



新型コロナ対策の影響で学校の9月入学制度が話題になっているのは御存知ですか?



4/30(木)衆院予算委員会で、「新型コロナウィルスの感染拡大を踏まえ、学校の始業や入学時期の9月への移行を検討する意向」が政府より表明されました。



今までの日本の常識からすればすればすごく新鮮な話ですよね!



でもこの話を聞いて何がどうなるのか色々と心配になる保護者の方々はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。



今回は9月入学制度のメリット、デメリットについて解説していきたいと思います。


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実は4月入学制度って日本だけ?




実は、国際社会では9月入学が主流なんだそうです。


各国の入学時期

・1月(シンガポール)
・2月前後(オーストラリア、ニュージーランド)
・3月(韓国)
・5月(タイ)
・6月(フィリピン)
・9月(アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ロシア、中国)




ほとんどの国が夏休み明けに新学期スタートという訳です。では、なぜ日本が4月スタートなのか?という事ですが、理由は


1886年に政府が4~3月までを一区切りとする「年度」を導入しました。

学校運営に必要なお金を政府から調達するためには、国の会計年度の始まりである4月に合わせないと不便だった為、文部省の指示で、高等師範学校は4月入学となます。

その後それが全国的に普及し、4月入学が主流になった。



との事です。


この為、日本の4月入学は大学の国際化を妨げる一因になっているとも指摘されてきました。



たしかに外国の高校生はどれだけ優秀でも高校が3月卒業ではないので日本の大学に留学するのは難しいですよね!



9月入学制度のメリットとは?




まずメリットについてです。


学校による授業の遅れを全国一律で取り戻す事ができる




現在、自粛規制はゴールデンウィーク明けまでとなっておりますが、延長される可能性が高くなっております。



その中、学校を再開するかどうかは各学校任せになってしまっており、これは学校側も正直困っていると思います。


現状の各学校の対応状況
  • デジタル教材を活用した家庭学習を指導している・・・29%
  • テレビ放送を活用した家庭学習を指導している・・・24%
  • 教育委員会などが作成した動画で学習支援している・・・10%
  • パソコン等端末を使ってオンライン指導に取り組んでいる・・・5%




数字だけ見ても少なからず、授業を進めている学校もあります!



全く何もしていない学校の生徒はこのまま行くと、本来のカリキュラムを受けずに受験になってしまう可能性が出てきてしまうのですが、始業を9月にずらせば、この遅れを取り戻す事ができます。



受験生の心配も保護者の方々の心配も解消できますよね!


延期や中止になった行事を行える




学生にとって修学旅行や体育祭、学園祭、部活の大会等、学生時代のかけがえのない思い出作りが休校の影響でできなくなっています。



春の選抜高校野球が中止になった時の頑張ってきた球児たちの気持ちを考えると本当に居たたまれない気持ちになりました。



こういった行事は人間形成にも影響するくらいの大きな思い出です。



親御さんとしては、ごく当たり前に今までの生徒たちがしてきた経験を他の世代の子達と変わらずさせてあげたいですよね。


受験の時期が変わる




受験シーズンになると毎年、雪の影響で公共の交通機関が麻痺したり、遅れたりして正しい時間に試験が開始できない等のトラブルが発生してます。



また、インフルエンザが蔓延したり、風邪も引きやすい時期というのもあり、ベストコンディションで試験を受けられない生徒もでてきます。



これが9月入学になると試験の時期が夏になりこういった問題が全て解消されます。


海外留学に行きやすくなる




冒頭でも申し上げましたが、海外は9月入学が主流である為、日本人の生徒も海外へ留学しやすくなりますし、逆のパターンで海外の留学生を受け入れやすくなります。



ただ、個人的には海外へ行く経験をする事はいいと思いますが、優秀な生徒は海外の企業に取られてしまうという国としてのデメリットが多少あるかなと感じています。


9月入学制度のデメリットとは?




次にデメリットについてです。


今年最終学年の生徒の授業料が増える




小中高、大学全てに言えますが、今年最終学年で来年の春卒業予定だった生徒は来年の7月または、8月卒業になる可能性が高くなります。



その分の授業料は誰が負担するのか問題が出てきます。家から通っている生徒以外に寮生活をしている生徒は家賃等の生活費まで増えてしまいます。



政府の対応に期待ですね!


来年の1年生だけ人数が増える




小学生の場合、例年通りの来年1年生になる予定だった生徒と来年の5月~8月に幼稚園、保育園だった生徒が全員小学校1年生となってしまい、この年の新一年生のみ他の世代の生徒と比べて人数が単純計算で141%増となってしまいます。



これでは、担任の先生の数や設備が足りなくなり可能性があります。



また、その後の中学、高校、大学受験の倍率が高くなってしまうという過去にない事例が起きてしまい、何らかの対策が必要になってしまいますね!


高校・大学入試がスケジュール通りに行えるのか?




各学校は毎年1~3月へ向けて入学試験の準備やスケジュール調整をしています。



これが6~8月に変わる事で関係者に何らかの影響が出てくる可能性があります。早まる訳ではなく延期になるのでまだいい方だとは思いますが。



ただ、受験生にとっては「受験の期間が延びて良かった」のか「精神的にきつい期間が延びてしんどくなった」のかは人それぞれですね。


学校の経営が成り立つのか?




特に私立学校は生徒の授業料で経営をしています。これが9月に伸びると資金がショートしてしまい、経営自体が危うくなる学校が出てくるのではないかという懸念事項が生まれます。



こちらも政府が何らかの手当を出すのではないでしょうか。



9月入学制度の変更には障害がある

入学式





今回は、9月頃には新型コロナウィルスの収束がしているという前提でお話をしました。



これがまだ伸びてしまうとそれはそれでまた状況は変わってくると思います。



そして、9月入学制度への変更は就職時期の変更や会計年度を見直したり、関係各所足並みを揃えて動かなければならず、大きな弊害があります。




過去に何度も制度を変更しようという話が出ては消えてを繰り返していたようですし、簡単にはいかない話のようです。




まず子供達の学力に影響が出ない事と格差が生じないような仕組み作りを親としては期待したいですよね!




今回もありがとうございました!



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